死から目覚め
起き上がりとなってしまった
妻 恭子に敏夫は
メスを入れた後に
杭を打つ
先生が杭を持ち
木槌で打ちつける瞬間
ぎゃっと目を背け
その後は薄目で見てしまった。
吸血鬼のようになる起き上がりを倒すためにはどうしたらいいか
悩みに悩んだ末、
先生がたどり着いた策が
起き上がりの心臓に杭を打つことだった。
杭打ちは苦肉の策といえども 精神的にも映像的にも
痛々しい行為だった。
吸血鬼を倒すのに杭打ちと
言うけれど
あんな風に、病院でやるのは
痛々しいものだ。
元人間として一緒に生活していた相手にやるならなおさらだ。
杭打ちの後、静信がやってきて
杭打ちをして血が飛び散っている病室を見られてしまう。
これは、見られた方も見たほうもつらいものがある。
先生はこんなところは見られたくなかったはず。
先生が杭打ち現場を見てしまった静信に「いいところに来た、片付けるのを手伝ってくれ・・」
というところで、エンディング。
屍鬼(しき)
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